入籍から1,2ヶ月後くらいに妻の妊娠が発覚し，現在7週目くらいです．
いろいろな可能性を考えると周囲にお伝えしてお祝いしていただくのは安定期後であったり，出産後であったりするようで，いまはまだ経過を見守る段階です．
記録や心情を残す意味で少し書いておこうと思います．
1. 時期について
非常に嬉しい出来事だったんですが，本来はタイミングをもう少し考えても良かったのかなと思いました．入籍前後には様々なイベントがあります．
- 両親への挨拶
- 両家顔合わせ
- 結婚式ORフォトウェディング
- 新婚旅行
このうち両親への挨拶しか済ませていない状況で，つわりの状況を考慮すると両家顔合わせも遅め遅めの設定になりました．結婚式はもともと「痩せたらフォトウェディング」みたいなスタンスだったので，いつになるやらという感じです．妻のほうが本当にあんまり気にしてないようなのでこれで良いかもですが，普通は怒られると思います．が，姉夫婦も入籍から1年以上してからフォトウェディングで済ませていたので，最近はこだわる人も減っているのかもしれません．
新婚旅行は海外旅行が多いですが，妊婦に負担をかけるのはよくないですし，なにかあったときに海外の病院では不安もあります．加えて，妊婦は食事に制限もかかりますから，食べ物もフルで楽しむのが難しくなってきたりします．これに対しては，「安定期くらいに国内の小旅行にいって思い出を作りつつ，海外旅行は子供が大きくなってからでもいいよ」と妻に言ってもらえたので助けられた形です．
こういった色々を考慮すると，1年くらい子供はタイミングを見たほうが利点が多そうです．
一方で我々も晩婚化の例にもれず，それほど若くないのでなるべく早く子供がほしいという思いもありました．イベント関連は儀式的側面もあるので，若い夫婦でなければ結婚に対して幻想や憧れも薄くなってきていたり，そもそも"時間"や"お金"の問題に対してより現実的な感覚が身についているので，平和的に物事が進んでいくと思います．このあたりは「結婚」そのものに憧れて夢見ているだけなのか，相手と生きていくという意識が強いかにも依存してきそうです．
2. 悪阻について
個人差はあるものの妊娠初期は悪阻があります．食べれるものが少なくなったり，好みが変わったり，匂いに敏感になったりします．うちは朝と夜につわりがひどくなる傾向にあったので，夕食は軽いものであったりさっぱりするものを作るようにしました．
ビタミンB6や葉酸などはサプリで取ってもらいつつも，ブロッコリーやほうれん草などを多めに使ったメニューを考えたり，栄養にはより気を使うようになりました．ただし，夜はなかなか食べられないことも多いので冷麺やうどんなどの喉を通りやすいメニューをほとんど作るようにしました．このあたりは非常に個人差があるので，食べられるものを模索していくしかないと感じます．Webで検索して「これなら食べられた！」とかいうメニューもめっちゃ個人差ありますからね．つわり軽減にきくツボ！みたいな動画みて試してみたりいろいろやってますが，どれも決定的な効果はなさそうでした．
夜はそういうメニュー体系になってお昼はつわりがあんまりないので，ランチでタンパク質とか夜たべられない栄養素をとったほうが良いということで，休日にデートもかねて焼肉屋にいったりしました．
普段も夕食はほとんど作っているので私の家事負担はほとんど増えていないですが，すべて男がやるくらいのつもりで取り組んだほうが良いと思います．夜なんかは常に気持ち悪そうにしていて，その気持ち悪さから逃れるために早寝をするくらいでした．
その影響で私も22-23時にもう就寝するという健康スタイルになりました．朝起きるのがそれほど辛くない(仕事にいくのはつらい)のは素晴らしいですが，帰宅後家事などをしたら，可処分時間が1時間以下になったりするので，ゲームは日課くらいでほぼやらなくなりました．
つわりでつらそうにしている妻を放っておいてゲームしているのはそもそも楽しくないですし，さすってあげたり飲み物をとってきたりという細かなサポートも必要になると思います．(つわりの程度によりけりでしょうが)
病院に通ったり悪阻で辛い思いをしたり，食べられるものが限られたりという状態が長期間続くのは大変ですので，この時期は特に男側は理解することが重要だと思います．それに現代における家事はそれほど体力や気力を必要としないので，仕事に100%使っていたところを90%くらいに押さえれば問題なくこなせます．10%くらいは捻出しましょう．(仕事が楽だと家事が大変に感じるかもしれないが，楽なら体力が残っているのでそもそもできる)
ただし，キャパシティが低い人は無理は禁物です．キャパシティ100に対して20くらいしか達していないのにサボりたいから「つらい，無理」と言うのはSNSだけにしましょう．夫婦間でそれは不誠実です．
