退院から1ヶ月経過し,かなり復調してきました.もう健康体と言って良いと思います.
今は何の薬も飲んでいない状態で,服用の煩わしさがなくストレスフリーです.毎月通っている糖尿病予防のためのクリニックの薬も今は飲んでいないのですが,気のせいか調子が良い気がします.具体的に言えば,服用している時より食欲などの欲が正常にある状態で,活発な気分で気力もある感じです.
薬学は非常に重要だと思ってはいるんですが,どうにも良い経験が少ない.飲んでいなかったらもっと酷いことになってたんだろうと思うことはできますが,(実は飲むのサボってたんだけど...)みたいな時でも,「うん,薬の効果がちゃんと出てますね」みたいに言われることがほとんどなので,私の中の信用度は落ちてしまう.
副作用で頻尿になったり頭が痛くなったり,メリットデメリットを考えた時に,メリットの方が大きいと感じた経験がほとんどない.本当に不調な時とか自分の気力ではどうしようもなさそうな時は薬に頼って助けてもらうので必須なことは前提です.しかし,本当に必要なのか?と思う状態で飲まされる薬は,商売の色を感じずにはいられないのが正直なところです.
今日は自動車の話でも書いておきましょう.3月中旬ごろ買ったけど,買ってよかったのか?振り返っていきます.先に答えを言っておくと,すごく都心に住んでいる人以外は買った方が良い.
都市部,特に都心の方に住む人々にとって車は多くの場合不要でしょう.異常なほどの路線の数と都市内施設の密集度の高さのおかげで行きたい場所のほとんどに,電車で簡単にアクセスできます.商業施設や街側も公共交通機関前提の設計になっていて,駐車場が存在しないこともあります.加えて,東京都心であれば,飲食店や商業施設・娯楽施設の数も多く,新陳代謝もそれなりにありますので,人生の余暇の中で行く場所の候補がなくなることにそれほど心配がいらないでしょう.
上記のような環境であったり,そのような環境に30分以内でいけるところに住んでいると,本当に車なくても困らないです.実際,子供ができる前は溝の口あたりに住んでいたんですが,車の必要性を感じる機会はほとんどありませんでした.旅行で地方に行ったとき,バスで行動が律速される上に本数が少ないと不便だなと感じることはありましたが.だから車なんて調べることもなかったし,車種を聞かれてもよくわからないレベルでした.
子供ができて,少し事情が変わります.それ以前とは色々なものの考え方・捉え方が変わります.子供用品を買いに行くとなると,西松屋だとかバースデーだとか,店によって特色がありますのでそれぞれ行きたい場面も出てきます.ある程度はオンライン購入でもOKですが,店に行って直接みたいとか,そもそも相撲イベントとかオフライン前提のものもあったりするので行きたい場面が結構出てきます.それ以外にもスタジオでの写真撮影とか,急に体調崩した時の病院とか,酷い雨が降ってるけど予約キャンセルできなくて行かなきゃいけない時とか,思った以上に”大人だけなら我慢すれば徒歩や電車やバスで何とかなるけど,小さい子供のためには負担”になる場面が出てくるんですよね.ベビーカーを活用する年齢だとベビーカー自体が大きいので取り回しが大変だったり,電車では必ずエレベーター待ちが発生するので時間通りに行けないことはしばしばあります.電車に乗る時も,満員だとスペース的にきついので時間帯も選びますし,まぁ思ったより気をつかうんですよ.そして,お出かけして帰ってくると,肉体的にも気を使う精神面でもやや疲れます.猛暑や冬の時期だと余計です.
そうすると,応急処置的な運用としては.育児休暇中の妻が平日の穏やかな時間帯に出かける.急な用事の時はタクシーを使う.みたいな感じになります.頻度によりますが,タクシーをたまに使うくらいなら,アプリの割引などを活用すれば車を買って色々なコストを払うよりは安上がりになると思います.
なので,都会的に,効率的に考えるとタクシーをたまに使えば良い.それか近くにあるならカーシェアを使えば良い,となるわけです.
この段階には多くの人が到達するはずです.実際,同じくらいの子供を持つパパ先生数人に聞くと似たような段階にいく過程は踏んでいます.多分,都心により近い場合は,この段階の運用でも事足りることが多いんじゃないでしょうか.バリバリの共働きで保育園に入れる時期も早いでしょうし,賃貸やマンションでは駐車場代もかなり嵩みますので.
ただ,そこまで都心に近くなかったり,都市近郊みたいなところだと事情が変わってきます.電車でも新宿まで30分以内みたいな感じで,電車で色々な場所に行けなくはない.保育園も徒歩10分以内にあって,駅も近い.だから徒歩でも運用は可能,でも....みたいな感じです.
私は戸建てに引っ越してから1年近くそんな状況で子供と過ごしてきて,車を持つようになって思いますが,便利な都心以外は絶対車があった方が良いと思います.公共交通機関の利用で感じていた気を使う部分がほぼなくなるため,移動が快適です.酷暑でも冬でも車の中はエアコンが効いていて快適です.今時の車なら遠隔でエアコン入れておけるんですよ.子供がぐずってしまっても電車の時刻表を気にすることなくお出かけができるようにもなりました.スーパーでの買い物でも買いだめができるようになり,重い荷物を抱えて変える必要がなくなりました.大きなおもちゃだとか家具系のものも店舗で購入できるようになりました.都心以外の戸建てなら駐車場スペースはあるでしょうから,駐車場代もかからないし,家出たら即車に乗れる便利さは意外と手放せないものです.車でのお出かけのあと帰宅しても意外と疲れていないことに驚き,電車ベースの子供とのお出かけは意外と肉体的疲労が大きかったことに初めて気づきました.
車は上記のような,公共交通機関で大変だったところを解決するだけではないです.まず,普段いけるスーパーやパン屋さん,公園,モール,範囲が広がって楽しいです.電車だと駅に近いところまでが行動範囲になりますが,一気に広がります.これは日常的な楽しさにかなり繋がります.子供とどこに遊びに行こうか?を考えるのって結構大変で,ネタが本当になくなってくるんですよ.車があると選択肢が増えて良いです.というか,思った以上に自分たちの行動が制限されていたんだと初めて気づくんですよね.
車を購入すると,車内のカスタマイズだとか汚してもある程度大丈夫とか,自分たちの空間にできるのも子供が小さいうちは特に強いです.子供がチャイルドシートになかなか慣れないと大変なこともありますが,男の子なら特に車自体を気に入ってくれることもあるでしょう.加えて習い事の幅やスクール選択肢も増えます.こういうのって,意外と車がないときは駅から家の間にそういうものがないというだけで選択肢から消えていたりするんですよね.
コスト面については,安いとは言えません.単純な移動手段としてのメリットだけで考えると高いと思います.何年のってまた売るみたいな運用を考えている人か乗り潰そうとしているかで色々な分岐があると思いますが,本体代は300万円以上は今時してきます....そのほかにも保険代,税金,車検代,駐車場代,ガソリン代が嵩んできますよ.ハイブリッドだと燃費が高いのでガソリン代は意外と行かないです.昔原付に乗っていた身からすると,こんなに給油しなくていいのかと感動するほどでした.高いのはメンテナンス系と保険と税金ですね.こういう所謂維持費だけで年20万円以上はかかってしまうんじゃないかと思います.
だから,単純な移動手段としてだけだとあまり良い買い物のはなりにくいです.多分,車で移動できることによる体験みたいなものが付加価値としてついてくることを認識できないと買えないと思います.子供と一緒にここに行ったり,あそこに小旅行してみたり,みたいなことを自然と想像するようになった時に,車がある人生10年とない人生10年で,どういう体験の差が出るかを考えた時に,購入一択になるくらいのかけがえのなさが子供にはあるということですね.
今はちょっとしたことでも,私がフリーな時だと車を出すことになってます.徒歩10分かからない保育園に行く時も,車が必要なんて全く考えていなかったわけですけど,実際はあるとめっちゃ助かるんですよ.私の息子は保育園に行くのが結構嫌なようで,送る時はほとんど歩いてくれなくてパパやママに甘えて抱っこが必須です.12~13kgあるので抱えるのはそれなりには大変で,暑い日は汗だくになります.雨の日はさらに大変です.抱っこしながら傘をさして10分歩くのは無理があり,カッパを使って多少濡れながらの移動になります.濡れて体が冷えると若い頃の無敵な免疫が衰えてきた我々も思ったより風邪ひく確率が上がるんですよ.車が出せるとそういう大変さがほとんどなくなって,まー快適になると.一度快適さを味わうと,雨が降っていない時でも出せるときは車を出すことになるわけですけど.
一方で当然デメリットもあります.運転に慣れないうちはかなり神経を使いますし,慣れていても運転者は常に高い集中力を使うことになります.特に都会の道は構造自体がとても難しく,歩行者も多いので本当に怖いです.車は凶器にもなりうるため,常に高い意識を持って運転することは必須条件になります.ただ,一方で自分の思い通りに動かせるようになると,感覚が拡張されたような気持ちよさがあり,全く運転に興味がなかった私でさえ少し楽しさを感じることもあります.
都会の駐車場代の高さもやばいです.大都会になると1時間1500円超えてきたり.電車賃がかからないことのメリットを帳消しにされるどころか,負けます.
あと車移動は結構予習が要りますよね....油断してると左折レーンになっててナビが案内するころには直進レーンはすでに行列で行けないみたいなことがあったり,ナビが案内してくれたけど右折では入れなくてぐるっと回って来なきゃ行けない,とか.都会の駅まで送りいくときに実はロータリーが去年から一般車入場禁止になっててどこで下ろせばいいのか迷うとか.首都高の特殊な合流やいつ車線変更をしたらいいのかの事前準備とか.首都高の下に20号線が走ってて下道もあって,みたいな立体的な複雑な構造の場合,いつどこの分岐にいけばいいのか.とか.特に立体になっている道はGoogle mapでの事前予習もめっちゃやりにくいし,ぶっつけ本番で行けるかかなり不安になります.地下に潜ったりする道があるとGPSも信用できなくなってきたりするわけで,事前把握も結構重要なんですよね.
ナビの進歩でだいぶ楽できるようになったからこそ贅沢な要求が出るわけですが,もっともっと気の利く案内ができるといいのになぁとかなり思います.
