つぶやくまでもないこと

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Switchbot製品のすゝめ

今日は我が家で導入しているswitchbot系製品と,その活用事例について紹介します.

www.switchbot.jp

switchbotを使うと,ホームオートメーション・セキュリティ強化・スマート家電などが実現できます.そう言われてもいまいちピンとこない方も多いと思いますので,私の生活での活用シチュエーションの一部を上げてみます.

  • 寝室で寝ていたらインターホンが鳴った→apple watchからオートロック解錠ボタンを押して楽に解錠(hey siriで音声指示も可)
  • 起きて「OK, Google リビングとダイニングのライトつけて」で明かりをつける
  • 寝室の温度・湿度をセンサーでモニタリングして寒くなったら自動で暖房オン・一定の温度以上なら自動オフを寝ている時間帯のみ有効にして睡眠の質を向上
  • 所定の時間に自動でカーテンを開け,朝日で気持ちよく起床.もちろん閉めるのも適当な時間に自動でスケジューリング
  • 帰宅前予め部屋のエアコンを遠隔でON
  • 帰宅時部屋番号呼び出し+apple watchのオートロック解錠ボタンで鍵を使わずオートロック解錠
  • エレベータで部屋に行く前に,部屋の状態をワンボタンで変更(リビング・ダイニングの明かりONで扇風機もONなど状態を保存できる)
  • エレベータで部屋の鍵を予め解錠.忘れた場合でも部屋の前で指紋で解錠

などなど....あげはじめるとキリがない.私自身は子供の頃から20年+αくらいで日常の生活が技術に対してそれほど便利になっていないなぁと疑問を感じていて,ようやくほどほどに便利な環境が実現できたので満足しています.

 

Switchbot製品の魅力

switchbotの魅力は2つです.

  • switchbot系家電,赤外線リモコン動作の家電,指で押して動作する家電という幅広い家電類をスマート化できる
  • 一つのアプリで快適に管理可能

例えば我が家の現在のswitchbotで制御できるデバイスたちはこんな具合(今後まだまだ追加する予定です)

最近発売されている家電類はwifi接続可能とかスマホ連携可能で,遠隔である程度モニタリング・操作ができるようになってきていますが,家電類ごとやメーカーごとにアプリが異なっていたりして,管理しにくいです.

 

個々の製品紹介

シーリングライトプロ

いわゆるスマートリモコン機能がついた明かりです.これが発売されていないころは以下のswitchbotハブミニを使う必要がありました.

SwitchBot ハブミニwww.switchbot.jp

switchbot系製品はそれ単体でも便利ではあるのですが,基本的にハブミニかシーリングライトプロを購入することを強くおすすめします.

これらがあると赤外線リモコンをひとまとめにできるし,wifiで遠隔操作できるようになったりスマートスピーカーと連携できるようになるので,絶対あったほうが良いです.

我が家では念の為リビング・ダイニング・寝室の3部屋ともシーリングライトプロにしました.ハブミニと比べるとコンセントを使わないし,設置場所を新たに用意する必要もなくて良いです.結局シーリングライトプロが赤外線信号をエアコンなどの家電に送るわけですから,その範囲が近いのであればプロじゃなくても良い部屋もあるとは思いますが.

 

スマホ操作での感度は良好で,応答も問題に感じたことはないです.wifiが噛んでいる以上ごくまれにちょっとだけ遅いときはありますが,気になるレベルではないです.

あげるとすればデメリットもあります.

  • 壁スイッチを切るとスマートリモコン機能,wifi接続も当然切れる

ということです.壁スイッチはコンセント抜き差しと同じような状態ですから,電気がなけりゃ当然機能しないわけです.スマホ操作・音声操作が非常に便利なので,慣れれば壁スイッチ触ることなくなりますから,問題ないと思います.

ただし!寝室だけは,たまに用事があって入室すると壁スイッチはオンのまま暗い状態なので,とっさに明かりをつけたい場合少しもどかしいかもしれません.我が家では壁スイッチのすぐ近くにシーリングライトプロに付属してきたリモコンを設置しています.

もしくはapple watchなどで設定ができていれば「Hey, siri. 寝室の明かりをつけて」とかでもOKです.

代替案としては以下を検討しています.

  • 人感センサーで就寝時間帯以外は入ったら自動でオンにする.

これ買えばできます.

SwitchBot人感センサーwww.switchbot.jp

ただ二人暮らしなので先に寝ている人が寝室にいる場合は明かりをつけたくないし,誰もいない場合はつけたいしで微妙かな....部屋に人がいる場合→入室で明かりつけない,部屋にいない場合→入室で明かりつけるとかできればいいんですが.

  • switchbotリモートボタンを使う

壁スイッチで主電源ON/OFFになるなら,リモートボタンでON/OFFをきりかえればいいじゃない.ということですね.まぁいいんですが,なんかちょっと美しくない感じが....

何にしてもシーリングライトプロのおかげで,エアコンや扇風機,スピーカーといった赤外線リモコン製品までスマート化できているのはとても良いです.

 

Switchbotカーテン

朝目覚ましで起きるの辛くないですか.

人間の体内時間は24時間以上になっていて,そのズレを太陽光でリセットする仕組みというのは有名な話です.日光浴びると結構起きれます.晴れの日以外効力は激減ですが,ソレを自動化できるってわけです.

レールの形状や寸法に気をつける必要がありますが,かなりおすすめの製品です.

私はこのようにスケジューリングしています.

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通勤時間が長くないので,9時半ごろ居室にいればいいかなという緩めなスケジュールとなっておりまして,8時には絶対目覚めましょうということです.

彼女の方はだいたい遅番というやつで11時頃出勤の22時頃帰宅で,9時頃おきたいことがおおいのでこのような設定に.

その下のスケジューリングは11:30ごろにはとりあえずカーテン閉めとこうっていうことですね.

動作音はある程度しますが,もともと起きる目的なので気になりません.静音モードもあるので気になる方は試すと良いでしょう.

 

モーターで滑車を動かして,カーテンレールを移動する本製品にカーテンが引きずられる構造になっているので,滑車サイズが合わないと位置ずれを起こします.アプリ上では全閉状態なのにちょっとあいてるよ...とかですね.

この場合,付属品で滑車の大きさが3種類くらい?変えられるので調整してください.一度レールを拭き掃除するのもオススメですが,濡れたまま動作させると滑車が滑って空転し,位置ずれすることもありました.意外と「ちょっとギチギチすぎるかなぁ」くらいの滑車サイズだとずれにくかったです,が,それでぶっ壊れても責任は取れません.

 

Switchbotロック/キーパッドタッチ

鍵のスマート化製品です.内側のサムターンのつまみのところをモーターで回してやることで施錠・解錠する仕組みです.つまりロックの方は内側に設置します.

設置可能なのかどうかは注意する必要があります.サムターン部分にモータで動く部分を噛ませて支点部分はドア壁面につける構造になっているので,サムターン部分とドア壁面の高低差が大きすぎるとそのまま設置するのが難しいです.

私の賃貸マンションではMIWA製で結構高さがあったんですね.

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公式サイトで高さを稼ぐパーツが売っています.下のリンクの高さ補助パーツというやつ.

SwitchBotロック用特殊サムターンホルダーwww.switchbot.jp

しかし当時は売り切れていたので,ネオジム磁石を買って高さを稼いでいます.

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ドアの塗装が両面テープで剥がれる懸念がなくなるのでなかなか良いのですが,せん断方向の力には弱いので,ぶつかるとズレることがあります.いまのところ問題には感じていませんが,煩わしくなったら公式の高さ補助パーツを購入するとします.

スマホから施錠/解錠操作ができますので,帰宅時エレベーターにのってるときに解錠したり,朝急いで家を出てこれまたエレベーターの中で施錠とかよくやります.物理鍵での施錠/解錠や,内側のサムターンも手で操作可能なままなので,充電切れも心配ありませんよ.

 

我が家ではキーパッドタッチも導入しています.

こいつはドアの外側につける機器ですので,オートロック付きのマンションじゃないとキーパッドタッチ自体の盗難がやや心配かもしれません.(外すとアラーム鳴るし,日本なので大丈夫だと思いますが)

機能はなかなか良いですよ.主に使うのは下の画像の黒い丸部分の指紋認証

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予め登録した指紋で解錠できます.いくつか登録可能ですし,期間限定で有効にするみたいなオプションもあるので,1週間くらい泊まりに来た親戚を仮登録しておいてまたきたときに再登録せず有効化もできます.

一応番号入力でも解錠できますが,指紋とスマホ操作での解錠が楽なので使ったことないです.NFCカードをかざしての施錠解錠もできますが,それを取り出すくらいなら指紋でやるか,予めスマホ経由で解錠するので,使う理由はあんまりないかなと思います.

 

switchbot系製品全般に言えますが,位置情報トリガーでの動作は標準機能にはないのでIFTTTと連携してやることになります.自動施錠機能,いわゆるホテルなどでイメージする方のオートロック機能はあります.使ってないですけどね.

また,磁石でドアの開閉状態をセンシングできるのでドアが開けっ放し何分で通知する,とか解錠状態が何分続いてたら通知するとかできます.施錠忘れもこれでなくなるし,なんか急に空いた!?みたいな状況もある程度は把握できます.

施錠/解錠の履歴もアプリから見ることができるので,帰宅/出勤記録みたいなものも取れますね.

 

温湿度計プラス

温度と湿度を図って記録できます.平面にそのまま置く設置方法,磁石をくっつける方法,壁に刺した杭などを引っかかりにする方法,というあらゆる設置方法に対応しています.

これ単体ではただ温湿度を知るだけになりますが,効力を発揮するのはハブミニかシーリングライトプロで登録済みのエアコンとの連携の際です.この温湿度情報をトリガーにしてエアコンの自動オンオフを設定できます.我が家では,

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このようにしていて,だいたい就寝する目安の24-9時の間に自動制御がかかるようにしています.

 

冷房・暖房両方ともONにしておいてもいいですが,一応いまの時期は暖房自動制御のみONにしています.まだ体感温度等との兼ね合いは調整中ですが,現状は室温が17度以下になったら暖房をいれて,20度以上になったらオフにする,という制御が24-9時の間かかるようになっています.

加湿器も湿度連携できる可能性を秘めていますので,そのうち検討しようと思ってますが,赤外線リモコン操作可能ではない加湿空気清浄機を使っているので,後述するSwitchbotボットで物理的に押すボタンを導入する必要がありそうです.

 

Switchbotボット

スマート化できる範囲を広げる素晴らしい機器です."指で押す"という動作を遠隔で機械にやらせるというだけの単純な機器なのですが,活用できる幅が広いのです.

私はマンションのオートロック解錠ボタンを遠隔で押すために利用しています.

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設置の際いろいろ工夫が必要です.なかなか押しきれない場合があるので,その場合は押されるボタン側の高さを稼いでやると良いでしょう.100均のゴム製のなんか貼り付けるやつとかでも良さそうですね.

これでインターホンがなったとき遠隔で押せるようになりました.自分の帰宅時にオートロックを解錠するのにもよく使っています.部屋番号+呼び出しを押してapple watchでオートロック解錠を押すだけです.同居人が居る場合はびっくりしちゃうかもしれないので気をつけてくださいね.

また,Google homeにも連携させているので,料理などで手が離せないときに配達業者が来た際などに,「OK Google,オートロック解錠をつけて」みたいに言うと押してくれて快適です.

 

シーンの紹介

いろいろな機器のONとかOFFをひとまとめにできたり,連携できたりします.

手動系,つまり帰宅したらこうなってるといいよねみたいなのをまとめたものは以下のような感じ.

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これだけでもなかなか便利です.

 

ウィジェットの紹介

iPhoneではショートカットに登録してそれをホーム画面に登録しても気軽にswitchbotの操作ができるんですが,私の環境や設定が悪いのかショートカット反応がちょっと悪いというか,うまく動かなかったのか動いたのかわからないのがやや不便.

ホーム画面の最初の画面の一個左側といいますか,そこにswitchbotの便利なウィジェットを設置できます.

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これならうまく動かんかった,というときはマークが✗になって,動けばチェックマークになるのでわかりやすくて良い.

まとめ

不動産は使用年数が長いですから,なかなか設備レベルで新しくなりにくく,賃貸物件でもスマート化が簡単なSwitchbotは多くの人にとって魅力的な製品だと思います.

一度スマート化すると,買い物袋をもった状態で物理キーを取り出して解錠すること,わざわざボタンまで足を運んでライトを消したりつけたりすること,オートロック解錠ボタンが押せないから配達時間帯にトイレに行きにくくて我慢することなどが非常に馬鹿らしく思えます.

 

今後はSwitchbotロボット掃除機を導入予定です.温湿度計をリビングにも買ったり,加湿器操作のためのボットを買ってもいいですね.

便利な技術や製品はたくさん出てきます.それに適合できる人間は多くのメリットを享受することができるでしょう.